仮想通貨ってそもそも何?
ビットコインのことじゃないの?
今回はこのような声に答えていきたいと思います!
仮想通貨について皆さんはどれくらい知っていますか?
たぶん「仮想通貨=危ない」みたいなイメージがあるんじゃないでしょうか?
確かに、仮想通貨に投資する場合には、値動きが激しくリスクが大きいと感じられるかもしれません。
しかし、仮想通貨は危ないものでもなければ、ただの投機対象でもありません。
正しい知識があれば、自身の資産形成に大いに役立てることができます。
また、わたしが仮想通貨に投資をするのは、仮想通貨がこれから先のテクノロジーを楽しむための入り口であるためです。
この記事では、仮想通貨の仕組みや特徴、メリット、デメリットなどを分かりやすく解説していきたいと思います。
”仮想通貨に興味はあるけど、よく分からないから怖い”という方はぜひ参考にしてみてください!
- 30歳会社員・2児の父親
- 2017年より仮想通貨(BTC・ETH)を運用
- 仮想通貨で50万円以上の利益実績あり
- 2022年6月 仮想通貨ブログ開始
- CNP(CryptoNinja Partners)所持者
仮想通貨とは?

仮想通貨とは、正式には「暗号資産」といい、電子データ上でのみで取引されるデジタル通貨のことです。暗号資産という名称はあまり聞きなれないと思うので、この記事では仮想通貨で記載していきます。
- 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(円やドルなど)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカードなど)ではない
仮想通貨は実体がなく、電子マネーと混同するかもしれませんが、仮想通貨は法定通貨ではありません。法定通貨を電子化した電子マネーとは異なるものです。
仮想通貨の特徴
仮想通貨は以下の2つの特徴を持っています。
- 中央管理者・発行元が存在しない
- 発行枚数上限がある
中央管理者・発行元が存在しない
仮想通貨の取引は、「P2P(ピアツーピア)」と呼ばれる参加者全員で取引を監視するシステムが採用されています。国などの中央管理者が存在しない、自立的かつ分散的に独立したデジタル通貨でるため、一国の政治的な問題の影響を受けにくく、通貨としての信用と価値が担保されているのが特徴です。
発行枚数上限がある
仮想通貨は多くの場合、あらかじめ発行枚数の上限が定められているという特徴があります。
法定通貨の場合は、中央銀行が経済状況に応じて発行枚数を調整しています。
一方で仮想通貨は、中央管理者が存在しないため、発行枚数を調整するということはなく、あらかじめ発行枚数上限が定められていることで、通貨の価値を維持しています。
仮想通貨の仕組み
仮想通貨を成り立たせている代表的な仕組みが以下の2点になります。
- ブロックチェーン技術による記録・管理
- マイニングによる通貨の発行
ブロックチェーン技術による記録・管理
仮想通貨を語る上で避けて通れないのが、ブロックチェーンという技術についてです。
「分散型台帳」とも呼ばれ、取引記録をまとめて保管している「ブロック」が「チェーン(鎖)」のように連なっており、仮想通貨の根本を支えるテクノロジーです。特手の取引を改ざんするためには、連なったすべてのブロックを改ざんする必要があることから、データ破壊や改ざんが極めて困難であるという特徴をもっています。
マイニングによる通貨の発行
仮想通貨は「マイニング」と呼ばれる工程により、新しい通貨が発行される仕組みとなっています。マイニングはもともと「採掘」を意味しており、取引承認に必要となる複雑な計算に協力する作業のことをいいます。
マイニングは誰でも行うことができますが、高性能なPCが必須であり、個人で行うことは難しいです。
すべての仮想通貨にマイニングの仕組みがあるわけではありませんが、どの通貨も法定通貨とは大きくことなる発行方法となっています。
代表的な仮想通貨について

ビットコイン(BTC)
ビットコインとは2009年に世界で初めて誕生した仮想通貨です。サトシ・ナカモトという人物が考案したとされており、仮想通貨の基軸通貨的な存在となっています。
仮想通貨といえばビットコインを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
- 時価総額第1位の仮想通貨
- 決済手段として普及
- エルサルバドルが法定通貨に採用
ビットコインは2022年7月現在でも時価総額ランキング1位をキープする仮想通貨の王様です。ビットコインの値動きが仮想通貨全体の値動きにも影響しています。
また、決済手段としても普及してきており、今後はビットコインで決済できる店舗が増えてくることが予想されます。日本ではビックカメラなどビットコイン決済に対応している店もありますが、まだまだ普及しているとは言い難い現状です。
しかし、海外に目を向けると中米のエルサルバドルという国では、2021年にビットコインを法定通貨に採用し注目を集めました。通貨としての信頼性が高く、仮想通貨の中でもゆるぎない地位を確立してきている通貨と言えます。
アルトコイン
アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。代表的なアルトコインとして、イーサリアム(ETH)が挙げられます。
アルトコインは非常に多くの種類があり、すべてに価値があるわけではありません。俗に”草コイン”と呼ばれるほとんど価値のないアルトコインも無数にあります。
その中でも、国内取引所で取り扱っている銘柄は「ホワイトリスト」とも呼ばれ、比較的安全性が高いと言われています。初心者の方は特に、このホワイトリストから投資対象を選ぶといいかと思います。
仮想通貨のメリット
次に仮想通貨のメリットについて解説していきます。
- 海外送金・決済スピードが速くて低コスト
- 24時間365日取引可能
- 新しいプロジェクトが日々開発されている
海外送金・決済スピードが速くて低コスト
仮想通貨のメリットとして、海外送金のスピードが速いことが挙げられます。
金融機関を通さない分決済が速く、数分~数十分で送金できることに加え、手数料も安く抑えられるようになっています。
24時間365日取引可能
仮想通貨取引は24時間365日いつでもすることが可能です。
株のように取引時間に縛られることがないため、週末など時間があるときに投資をすることができます。
自身のライフスタイルに合わせた投資ができ、平日忙しいサラリーマンにとってもうれしいメリットですよね!
新しいプロジェクトが日々開発されている
仮想通貨は激しい値動きが注目されがちですが、様々なプロジェクトが開発されていることにも注目すべきです。
例えば、イーサリアムでは、DeFiに関連した多くのプロジェクトが開発されています。
「分散型金融」といい、中央管理者を必要としないアプリケーションのこと。中央管理者が不要であるため、手数料が削減され、場所に縛られず取引ができることが特徴です。
仮想通貨を持つことによって、このような最先端のテクノロジーに触れる機会が増えます。これから伸びていく産業のコミュニティに参加することもでき、今からでもおもしろい経験ができるかもしれませんよ!
このようなコミュニティに参加されている方々は、皆さんパワーがあり、前向きなので、私自身も勇気づけられたり、行動の原動力になることが多いのでおすすめです。
仮想通貨のデメリット
仮想通貨にはデメリットも当然あります。
- 価格変動が大きい
- 法整備が整っていないかつ保証もない
- 税金が高い
価格変動が大きい
仮想通貨のデメリットといえば、何と言ってもこれ。
2021年には過去最高値となる700万円超を記録しましたが、2022年7月現在は約300万円まで下落しています。
この価格変動は大きなメリットである反面、初心者にとっては怖いリスクとなっています。
法整備が整っていないかつ保証もない
仮想通貨が初めて誕生したのが、2008年。まだまだ歴史が浅く、信頼性が低いことから、世界各国の法整備が整っておらず、価値が保証されている通貨ではありません。
今後、国による規制が入ることも十分に考えられ、仮想通貨の価値自体にも影響を与える可能性があることは頭に入れておく必要があるでしょう。
税金が高い
日本での仮想通貨の利益は「雑所得」として計上されます。利益額にもよりますが、住民税と合わせて最大55%にもなります。
株式投資では20.315%なので、この違いは考慮しておく必要がありますね。
仮想通貨の始め方
仮想通貨について興味を持ったら、さっそく口座開設から始めてみましょう!
- 取引所に口座開設
- 口座に日本円を入金
- 仮想通貨を購入
ひとつひとつは簡単なので、まずは口座開設から始めてみましょう!
初心者には「コインチェック 」と「ビットフライヤー」がおすすめです。
操作が簡単で分かりやすく、アプリもあってとても便利です。


まとめ
今回の記事では、仮想通貨の仕組みや特徴、メリット、デメリットなどを解説しました。
仮想通貨は投資の側面が目立ちますが、今後様々なテクノロジーが開発され、実用的になってくると、私たちの生活への影響力はどんどん高まっていくことが期待されます。
少しでも先に新しい技術に触れたい人、先行者利益を得たい人はすぐに行動した方がいいでしょう。
まだまだ仮想通貨を持っている人は少ないです。今が始め時です。まずは口座開設から始めてみませんか?